山西省長治、壮大な太行山脈

長治市

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【長治(中国)2021年10月26日新華社=共同通信JBN】山西省南東部に位置する長治市は、かつて歴史的に「上党」と呼ばれていた。同市は1万3900平方キロの面積をカバーし、318万人の常住人口を抱えている。

長治は、長い歴史と深遠な遺産を持つ、文化豊かで質の高い都市である。古代、最も初期の皇帝の一人である炎帝神農は、未知のハーブを味わい、穀物を育て、人々にここで栽培することを教えることをならわいとしていた。女娃が海を埋め立て、女媧が天を補修し、后羿(Houyi)が太陽を射り、愚公が山を移すなど、多くの先史時代の神話や伝説はすべてここで始まり、「中国神話の故郷」として知られている。秦王朝に上党郡が設置されて以来、長治には2300年以上の都市建設の歴史があり、「古代文化と古代建築の博物館」として知られている。

長治は、生活や旅行に適し、素晴らしい景観を備えた魅力的な街である。年間平均気温はセ氏9.5度で、冬の厳寒、夏の猛暑はない。太行山脈と川の美しさがここに集まっており、Taihang Mountain Grand Canyonは「中国で最も美しい10の峡谷」の1つとして知られている。長治市の森林被覆率は31.92%であり、主要都市部のグリーン被覆率は47.3%である。Laodingshan National Forest Park(老頂山国家森林公園)、Zhangze Lake National Urban Wetland(張世湖国家都市湿地)、そして都市周辺の「3つの川と1つの運河」の水利システムは、風景と都市の調和のとれた共存を概説している。

長治は、明らかな利点と大きな可能性を秘めた活気に満ちたダイナミックな都市である。市内には6本の高速道路が走り、国道207号線と208号線は南北に、国道309号線は東西に走っている。Zhengtai高速鉄道は南北に走り、太焦鉄道と邯長鉄道は中国の動脈である北京-広州線と隴海線に接続されている。瓦日鉄道は日照港に直結している。長治王村空港には11都市と結ぶ航空路がある。長治は「石炭と鉄の都市」として知られている。現在、石炭、鉄、シリコン、大理石など40種類以上あり、中でも石炭確認埋蔵量は296億トン、鉄鉱石は約1億トンである。

ソース:The News Center of Changzhi City

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