【大相撲】天空海〝代名詞〟掛け投げは九州場所も出る!? 本人は「みんな対処してくるじゃないですか…」

9月場所5日目、佐田の海に首投げで勝った天空海

大相撲九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)で再入幕が確実となっている十両天空海(30=立浪)が27日、東京・台東区の部屋で稽古を行った。

すり足、テッポウといった基礎運動を中心にゴムチューブを使ったトレーニングなどで汗を流した。腰痛やヒザの状態が思わしくないことから相撲は取らなかったが「だいぶ良くなっている。明日(28日)とか、もうそろそろ取っていこうかと」と語った。

西十両筆頭で臨んだ秋場所は9勝(6敗)を挙げ、そのうち4度も掛け投げを決めた。また、黒星を喫した14日目にも仕掛けており、自身の「代名詞」になりつつある。

しかし、返り入幕確実の九州場所は「来場所は狙わないように、体が動いて、自然と出れば。今度はみんな対処してくるじゃないですか。そのあとの違う、派生の攻め方ができればいいですね」と天空海。どんな技を繰り出すか楽しみだ。

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