【DDT】新ブランド「DDTeeeen!!」は大成功 高木社長「もう可能性しかなかった」

メインで激突したエル・ユニコーン(左)とイルシオン

27日のDDTの東京・新宿フェイス大会で、新ブランド「DDTeeeen!!」が始動した。

同興行は、来年に創立25年を迎えるDDTが25周年プロジェクトの一環として立ち上げたもので、10代レスラーが主役となる。同プロジェクトのテーマである過去、現在、未来を巡る時空旅行「ドラマティック・ドリーム・ツアー」の〝未来〟に主眼を置いたものだ。

メインではエル・ユニコーン(13)とイルシオン(18)がシングルで対戦。若き覆面戦士対決は、お互いが持てる力、技を存分に出し合って会場を沸かせた。最後はイルシオンが勝利を収めた。

この他、第1試合では女性グループ「SPEED」元メンバーで自民党の今井絵理子参議院議員の長男・今井礼夢(17)がタッグ戦に出場。第2試合では佐藤大地(13)がMAOと対戦し、セミではヴァンヴェール・ジャック(16)とユーセー☆エストレージャ(16)のシングル戦が行われた。

第1弾興行を成功させたサイバーファイトの高木三四郎社長は「もう可能性しかなかった。佐藤大地選手は蹴りがすごくてさすが(HEAT UP)TAMURA選手の教え子。エル・ユニコーンは宇宙人にしか見えなかった」と総括。

さらに「こういう逸材をどんどん大きい舞台に出していった方がいいと思っている。DDTの大会に提供試合みたいにして出すのも面白い」と語った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社