オリックスOBでマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(48)が古巣の優勝を喜んだ。イチロー氏は球団広報を通じ、祝福メッセージを寄せた。
「バファローズの皆様、リーグ優勝おめでとうございます。95年の阪神・淡路大震災を経験し〝がんばろうKOBE〟のもと、ファンの皆さんと気持ちをひとつに闘い、優勝したことは、今も私の心に刻まれています」と連覇した1995年、96年当時を述懐した。
続けて「あれから長い年月を経て、当時オリックスの先輩だった中嶋選手が監督として、そして当時まだ生まれていなかった選手たちも一緒に、25年ぶりにチームをリーグ優勝に導いたことは大変感慨深いです。今日の優勝は、あの忘れられない日々を共にしたファンの方々にとっても、当時を知らないファンの方々にとっても、熱い気持ちを呼び起こしてくれたのではないでしょうか。当然次は日本一、期待しています」。
日本シリーズに進出した場合、今年は第6戦、7戦で京セラドームが使えず、神戸開催が予定されている。思い出の地で歓喜の再現なるか。