セルティックで15試合10得点の古橋が日本代表先発に〝昇格〟へ 南野と同級生コンビに期待

古橋(右)と南野の同級生コンビに期待だ(東スポWeb)

スコットランド・プレミアリーグのセルティックに所属する日本代表FW古橋享梧(26)は27日(日本時間28日)のハイバーニアン戦に先発し、2―0で迎えた前半30分に右サイドからの折り返しをゴールに流し込み、チーム3点目をマーク。自身2試合ぶりのゴールで3―1とチームの勝利に貢献した。

7月にセルティックに加入した古橋は公式戦試合で10点目と早くも2桁ゴールを達成。世界に高い決定力を示したが、日本代表が戦っているカタールW杯アジア最終予選で先発したのは9月に負傷した中国戦の1試合のみ。10月シリーズではスーパーサブとして起用されたが、Jクラブ強化担当者からは「調子のいい選手を頭(先発)から使った方がいい」との声も聞かれるように、森保ジャパンでの〝昇格〟も期待されている。

中でも注目されるのはイングランド・プレミアリーグのリバプールに所属し、好調をキープする日本代表MF南野拓実とのコンビプレーだ。2人は大阪・興国高の同級生とあって、日本代表活動中のトレーニングでは常に一緒にいるほど親交が深い。プレー面の相性も良いとされており、王数で結果を出している2人の同時スタメンも待望されている。

日本代表は11月にW杯アジア最終予選ベトナム戦(同11日)とオマーン戦(16日)のアウェー2連戦に臨むが、FW大迫勇也(神戸)、MF久保建英(マジョルカ)、MF堂安律(PSVアイントホーフェン)と主力に負傷者が続出する苦しい状況の中〝同級生コンビ〟が先発で躍動すれば、日本代表も苦境から抜け出せるはずだ。

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