レスリングのジョーダン・バローズがMMA参戦希望を明かす「引退前に1度だけしたい」

ジョーダン・バローズ(ロイター)

2012年ロンドン五輪、レスリング男子フリースタイル74キロ級金メダルのジョーダン・バローズ(33=米国)がMMA参戦希望を明かした。

ロンドン五輪金メダルのほか、世界選手権は5度制覇している米国レスリング界の超大物。自身のツイッターで「引退前に1度だけMMAの試合がしたい」と思いをつづった。かねてMMAのファンであることを公言していたが、実際に試合をやることには否定的な姿勢を示していた。

その理由について「レスリングを愛しているし、顔にパンチを受けたくないというのもある。レスリングの試合では、負けたら家族と一緒に食事に行けるけど、MMAは負ければ病院に行くことになる…。実際に試合をすることにあまり興味がないけど、見るのが大好きなんだ」と語っていた。

ただの1度だけとはいえ、これまでの考えを変えたのだ。大物選手の参戦となれば、ビッグマネーが動くのは確実。まだ希望をつぶやいただけで、実現するかは未知数ながら、SNS上では早くも誰が対戦相手になるのかなどで盛り上がりを見せている。

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