三浦瑠麗氏が尾身会長のコロナ第5波の分析に苦言「何のファクトを見ているんだというしかない」

三浦瑠麗氏(東スポWeb)

政治学者の三浦瑠麗氏(41)が28日、ツイッターを更新。新型コロナの感染症対策分科会の尾身茂会長など、専門家の発言に疑問の声を上げた。

三浦氏は尾身会長がインタビューで「第5波で急激に感染者数が増加し、新規感染者数が過去最高となった理由について、尾身氏は『(感染力の強い)デルタ型の影響が大きい。お盆など人流が増えるタイミングと重なった』と分析」などと発言した記事を引用。

「いまだにこう言うんだとしたら、何のファクトを見ているんだとしかいいようがない」と苦言を呈した。

続けて「『お盆など人流が増える時期』という主張の根拠となる事実を具体的に示して、お盆など休みによって感染が収束したのではなく拡大したとする根拠を述べていただきたい。わたしが知る限りお盆休みのお陰で人流が大きく減ったはずだが」と違和感を訴えた。

その上で「社会の動きを知らない『専門家』に社会の管理を任せて良いと、ほんとうに思われますか。『7割出社禁止ね』と言われればいうことをききますか?『正月には人流が増える可能性があるので外出自粛、路面店も初売りは禁止で、デパートは1月中休業』と言われて言うことをききますか?みなさん」と問いかけた。

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