CSに向けて準備着々だ。巨人の坂本勇人内野手(32)が28日に、ジャイアンツ球場で練習を行った。
死球を受けた右手首の状態や疲労度なども考慮して早めに練習を切り上げた前日とは打って変わり、この日は守備練習を再開。原監督も「まだちょっと痛みがあるみたいね。やっぱり痛みがあるときはやってもあまりいいことがないからね。ほかの練習をしておいた方がいいということですね」と、負荷の軽い練習から徐々に通常メニューを再開させていく方針を明かした。
守備練習では、今季限りで現役を引退する亀井善行外野手(39)からノックを受けた。際どいコースへ放たれた打球に坂本は「性格悪いよ、ノッカー!」と笑顔でヤジを飛ばす場面も…。ミスをした際には罰ゲームとしてその場で10回程度ジャンプするなど、終始和やかな雰囲気で守備練習が行われた。
CSでの下克上優勝は主将の力が必要不可欠。決戦の時が刻一行と迫る中で、万全の状態へと調整を進める。