バイク通学生が安全運転再確認 田辺自動車学校

安全運転講習を受ける熊野高校のバイク通学生(和歌山県田辺市新庄町で)

 和歌山県田辺市新庄町の田辺自動車学校は、同校教習所内コースでバイクで通学する熊野高校(上富田町朝来)の生徒を対象にした安全教室を開いた。2、3年の生徒6人が、交通ルールや運転時の注意点を再確認した。

 自動車学校が毎年開いている。生徒は、石渕豊士さんら4人の指導員の下、信号機や交差点のあるコースを走行したり、長さ10メートルの一本橋でバランス走行をしたりした。

 指導員は「寒くなるとスピードを出したり、下を向いて運転したりするので注意して」「信号が青だからといって前だけを見るのではなく、左右もしっかり見て」などと助言した。

 教室の最後、生徒に修了証を渡した自動車学校の小川孝朗副管理者は「気持ちと時間に余裕を持って安全運転をして」と呼び掛けた。

 3年生の上平夏渚君は「安全運転の大切さを再確認できた。今日の講習で得たことを今後に生かしていきたい」と話した。

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