高橋洋一氏が“アベノマスク大量在庫”報道に苦言「見出しに騙されている」

政府が全国に配布した布マスク(東スポWeb)

元内閣官房参与で嘉悦大学教授の高橋洋一氏(66)が28日、ツイッターを更新。“アベノマスク大量在庫”という報道に苦言を呈した。

この報道はアベノマスクを含む約8300万枚のマスクが配布されず、倉庫に保管されていて、その保管費用が約6億円にのぼるとして、28日放送された読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」でも問題視された。

しかし、高橋氏は「見出しに騙されている。アベノマスク1億3000万枚準備し400万枚在庫。介護施設用1億5700万枚準備し7900万枚在庫。アベノマスクではなく介護施設用」とその実情を指摘。つまり、8300万枚のうち、ほとんどが介護施設用に備蓄されたマスクだという。

続けて「マスコミの見出しに脊髄反射するのは。アレを曝け出すだけ。そもそもマスコミは見出しでミスリードするものと思ったほうがいいし、読まないのがいちばんいい笑」と皮肉った上で「アベノマスクは予定通り配布完了。介護施設向けは多少在庫が出たが当初のマスク不足時には適切に対応。ともに、会計検査院から不適切意見はないだろう。これをマスコミはきちんと報じないで揶揄印象操作するだけだからね」と特に問題はないという見方を示した。

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