頭髪の黒染め指導、違法性認めず

大阪府立懐風館高、二審も棄却

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黒染め指導の違法性を認めなかった大阪高裁判決を受け、記者会見する大阪府教育庁教育振興室高等学校課の西川英男課長補佐=28日午後、大阪市

 大阪府立懐風館高(羽曳野市)の元生徒の女性(22)が、生まれつき茶色い髪を黒く染めるよう指導されて不登校になったとして、府に慰謝料など約220万円を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁(本多久美子裁判長)は28日、頭髪指導の違法性を認めなかった一審大阪地裁判決を支持、女性側の控訴を棄却した。

 本多裁判長は「学校教育では実情に応じた多様な指導のために裁量が認められなければならない」と学校側の指導の違法性を否定。一方で「指導の在り方を常に検証し、不断の努力が求められる」と指摘し、規則を守らせること自体が目的化しないよう求めた。