古橋亨の活躍で高まるFW前田大然「セルティック加入」の期待値 英メディア〝脅威のスタッツ〟を強調

東京五輪でゴールを決めてボールをおなかに入れるパフォーマンスをした前田大然(東スポWeb)

スコットランド・プレミアリーグ、セルティックの日本代表FW古橋亨梧(26)が、FW前田大然(24=横浜M)の期待値を急上昇させている。

古橋は今夏の加入から公式戦15試合で10ゴールをマーク。勢いの止まらない日本人ストライカーの活躍もあって、セルティックは来年1月の移籍期間に新たな日本人選手の補強を計画している。その候補の1人が、J1横浜Mを指揮したアンジェ・ポステコグルー監督の教え子である前田だ。

英メディア「HITC」は、J1で18ゴールを挙げている前田について早くもこう持ち上げた。「小柄でスピードがあり、攻撃面でも多才な前田は、古橋のような存在になれると見られるのも納得できる」。さらに「亨梧より優れている信じられないようなスタッツが、ポステコグルー監督が契約を望む理由を示している」と注目した。

脅威のスタッツとは、スプリント回数だ。Jリーグ公式ツイッターが9月に今季のトップ10を公表したところ、53回で3位の古橋も悪くないものの、前田が1位64回、2位62回を含む8つを占めたのだ。それだけに同メディアは「この分野で古橋を2度も上回ったのは非常に印象的であり、セルティックで活躍できる理由を示している」と分析した。

また「このFWは無尽蔵のスタミナを持っており、ポステコグルー監督が求めるFW像にピッタリだ」とも評価。移籍が実現すれば、古橋以上の活躍もあり得るということだが、果たして…。

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