台風20号 離れても波の影響続く 小笠原諸島や伊豆諸島は高波に警戒 小笠原諸島は土砂災害の危険も

29日(金)午前5時の台風20号の推定位置と進路予想

 小笠原諸島では、29日(金)昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒が必要だ。

 また、小笠原諸島では夜のはじめ頃にかけて、伊豆諸島でも29日昼前から夕方にかけては高波に警戒が必要となる。

31日(日)までの台風20号の進路予想

 強い台風20号は、29日5時には父島の北東約230キロにあって、1時間におよそ40キロの速さで北北東へ進んでいると推定される。

 中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルで、暴風域を伴っている。

 台風は、引き続き北東へ進み、30日(土)朝には日本のはるか東で温帯低気圧に変わる見込み。

大雨

29日(金)正午の雨と風の予想

 小笠原諸島では、これまでの大雨により、土砂災害の危険度が非常に高まっている所がある。

 また、29日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒が必要だ。

強風・高波

29日(金)正午の波の予想

 小笠原諸島では、29日の明け方まで非常に強い風が吹き、その後、昼前にかけて強い風が吹く見通し。

 海上は夜のはじめ頃にかけて、うねりを伴って大しけとなり、伊豆諸島でも29日昼前から夕方にかけて、うねりを伴って大しけとなる所がありそうだ。

 29日に予想される最大瞬間風速

  小笠原諸島  30メートル

 29日に予想される波の高さ

  小笠原諸島   8メートル

  伊豆諸島    6メートル

 高波に警戒し、強風に注意が必要だ。

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