大泉洋&川口春奈、和久田麻由子が「第72回NHK紅白歌合戦」の司会に決定

大泉洋と川口春奈、和久田麻由子アナウンサーが、12月31日にNHKで放送される「第72回NHK紅白歌合戦」(午後7:30)の司会を務めることが発表された。これまでの「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という呼称を、全員「司会」に統一。司会は、番組の進行とともに、紅組・白組はじめ、すべての歌手・アーティストを応援する存在となる。

また、番組のテーマは「Colorful~カラフル~」に決定。昨年から続く新型コロナウイルスのために、日常の暮らしは変化。なんとなく彩りの欠けた日々や景色が、当たり前のことになっているそんな時代だからこそ、2021年最後の夜は世の中を少しでも「カラフル」に彩りたいという思いとともに、番組を届ける。「カラフル」には、多様な価値観を認め合おうという意味も込められ、あらゆる色が集い、重なり合い、称え合い、すてきな大みそかを彩っていく。

「第72回NHK紅白歌合戦」実施本部長の杉山賢治氏は、司会者起用にあたり「2021年、私たちは、新型コロナウィルスにより、言いようのない不安な日々を過ごしています。一方、1年延期された東京オリンピック・パラリンピックが開催され、国内外の選手たちが、ひたむきに競技に臨む姿に、心打たれました。そして、オリンピック・パラリンピックは、多様性を認め合う大切さを私たちの心に残してくれました。そんな年におおくりする『第72回紅白』にふさわしいテーマとして『Colorful~カラフル~』を選び、そして、そのテーマをリードしてくれる方々に司会をお願いすることにしました」と語る。

昨年に続く起用となった大泉については、「人気・実力ともに日本を代表する俳優であり、明るく巧みな話術に、抜群のユーモアのセンスを併せ持っている方です。(NHK総合で)木曜夜に放送している『SONGS』(木曜午後10:30)の番組責任者でもある大泉さん、歌やアーティストへの熱い思いが、新たな司会スタイルでお送りする『紅白歌合戦』をリードしてくれると確信しています」と全幅の信頼を置く。

そして、初出演で初司会を務める川口に関しては、「大河ドラマ『麒麟がくる』や、来年の連続テレビ小説『ちむどんどん』(月~土曜午前8:00ほか)への出演など、今、最も注目を浴びている俳優のお一人です。これまで数多くの映画・ドラマ・CMなどに出演されているほか、YouTubeでも話題になるなど、活動の幅を広げています。川口さんが、どんな新しい色を『紅白歌合戦』に加えてくれるか大いに期待しています」と起用理由を明かす。

さらに、「(NHK総合の)『ニュースウオッチ9』(月~金曜午後9:00)のキャスターで、東京オリンピック開会式および、パラリンピック閉会式の実況も務めた和久田麻由子アナウンサーが、大泉さん、川口さんと共に司会を務めます。今年の『紅白』は、NHKホールを離れ、東京国際フォーラムでの開催です。これまでにないスタイルの『紅白』となりますが、今年も、最高の歌の数々をお届けします。司会陣の皆さんには、『紅白』の舞台で感じた、歌や出演者の皆さんへの思いを存分に、ご自身の言葉で伝えてくださることを期待しています。大泉洋さん、川口春奈さん、和久田麻由子アナウンサーがお届けする『カラフル』な『第72回紅白』をお楽しみください」とアピールしている。

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