日本ハムは２９日、来季からの次期監督に新庄剛志氏（４９）が就任すると発表した。
新庄氏は西日本短大付高から８９年のドラフト５位で阪神へ入団後、２０００年までプレー。ＦＡ宣言後の０１年からはＭＬＢのメッツへ移籍し、翌０２年にはＳＦジャイアンツで日本人として初のワールドシリーズ出場を果たした。北海道移転１年目となった２００４年からは日本ハムに３年間在籍し、主力として数多くの伝説を残しながら活躍。現役最後の０６年にはチームを日本一へ導いた。
日本ハムは球団のスポーツ・コミュニティ・オフィサー（ＳＣＯ）を務める稲葉篤紀氏（４９）の新ＧＭ就任を発表済み。稲葉新ＧＭと新庄氏はかつて日本ハムの黄金期を支え合った元チームメート同士だけに今も良好な関係性を保っていることから、２人の強力タッグ形成にも大きな期待がかかる。
新庄氏はこの日、監督就任が正式発表された直後に自身のインスタグラムを更新。「たった今北海道日本ハムファイターズの監督に就任が決まりました！！」と報告し、その後は「努力は一生 本番は一回 チャンスは一瞬 この言葉を胸に日本ハムと共に、笑顔を忘れずこれから長い船旅を戦って行きます」と力強い決意をつづった。
そして最後には「あっちゃん 時代は誰かが変えれる」ともしたため、ともに重職に就いて〝共闘〟する稲葉新ＧＭにもエールを送ることも忘れなかった。
また、新庄氏はインスタグラムのストーリーもほぼ同時に更新。自身が０６年に札幌ドームのグラウンド上で引退した際の日本ハムのユニホーム姿の写真を背景に「さぁ～暴れてもいいですか！？」と書き記した。さらにその約１時間後には続けて現役時代の稲葉氏と新庄氏がユニホーム姿で笑顔を浮かべながら肩を並べて走る写真もアップ。「今日日本ハムファイターズの監督になる事が出来たぜ」ともしたためた。
１６年ぶりに北の大地で再び幕開けする〝新庄劇場〟にフォロワーたちからも「来た来たぁーーー！！これで改めておめでとうございます！！」「おめでとうございます これからのプロ野球界を楽しみにしています」などと多数のコメントが寄せられ、お祭り騒ぎとなっている。
