下克上へ朗報だ。巨人・坂本勇人内野手(32)がいよいよ全快に近づいてきた。
坂本は16日の広島戦(東京ドーム)で右手首付近に死球を受け、リーグ3位が確定した24日の今季最終戦は欠場した。その後の全体練習でもフルメニューはこなさず、慎重に調整を進めてきた。
ただ、29日にジャイアンツ球場で行われた練習ではヒヤリとする場面も。練習開始前に急いでグラウンドに向かった際、鉄製の出入り口に頭部を痛打…。坂本はしばらく首の後ろ側を抑え、周囲には緊張が走ったが、幸いにも大事には至らず、時おり笑顔をみせながら汗を流した。
また、捕球までとしていた守備練習でもこの日からスローイングを再開。原監督によると「室内(練習場)でやっています。バッティングも」といい、6日からの阪神とのCSファーストステージ(甲子園)に向けて追い風となりそうだ。