総資産48兆円のニューカッスルがアザール争奪戦に参戦 チェルシーと〝石油王〟対決か

アザール(ロイター)

〝世界一リッチなクラブ〟となったイングランド・プレミアリーグのニューカッスルがスペイン1部レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザール(30)争奪戦に参戦すると、英紙「デーリー・スター」が伝えている。

2019年にRマドリード入りしたアザールは相次ぐ負傷などもあって期待されたような活躍を見せられずにおり、来年1月の移籍市場で古巣となるイングランド・プレミアリーグのチェルシーに復帰すると報じられている。そんな中、同紙は「ニューカッスルがエデン・アザールのレースに参加」との見出しで「ニューカッスルの新しい所有者が苦戦しているスーパースターを追加しようとしている」とし、冬の移籍市場で獲得に動くと報じた。

ニューカッスルは10月7日、総資産48兆円超のサウジアラビア公共投資基金が支援する共同事業体によって買収され、世界一のお金持ちクラブとなった。すでに来年1月の移籍市場で、世界的ビッグネームの獲得を検討しており、その動向が注目されているが、まずはイングランドで実績のあるアザールをターゲットにし「チェルシーに挑戦する」と伝えた。

チェルシーのオーナー、ロマン・アブラモビッチ氏はロシアの石油王で実業家。総資産3兆円超と知られているが、中東の雄との〝対決〟も注目されそうだ。

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