欧州スーパーリーグが新フォーマットを提案 レアル主導で…Bミュンヘンも賛同か

レアル・マドリードのペレス会長(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長(74)が、欧州スーパーリーグ(ESL)の新たなフォーマットで逆襲の動きを見せている。

Rマドリードが中心になって4月に発表されたESL構想は、欧州12のビッグクラブが参加を表明したが、欧州サッカー連盟(UEFA)などの猛反発を招いてあっという間に瓦解。イングランド・プレミアリーグの6クラブ(アーセナル、チェルシー、リバプール、マンチェスター・シティー、マンチェスター・ユナイテッド、トットナム)、イタリア1部のACミランとインテル、スペイン1部アトレチコ・マドリードは、すぐに撤退を表明した。

しかしRマドリード、バルセロナ、ユベントス(イタリア)は計画自体を取り下げず、実現の可能性を模索し続けていた。そんな中、ドイツ誌「ウイルシャフツボヘ」は、各国リーグでの実力に応じて全チームをランク付けするESLの新フォーマット(20チームによる2部制、昇降格あり)を伝えた。同誌によると、欧州チャンピオンズリーグよりクラブの収益が増え、4月に撤退を表明したイングランドの6クラブや新たにバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が賛成の意向を示しているという。

新たな形でESLは実現へと向かうことになるのか。UEFAが簡単に認めることは考えにくく、今後の展開が注目される。

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