イギリス政府、航空旅客税を見直しへ 日本路線は増税へ

イギリスのリシ・スナック首相は10月27日、2023年4月から航空旅客税を見直す意向を示した。

イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの各空港間のフライトを対象に、航空旅客税を半減する。これにより、約900万人が恩恵を受け、地方空港の経営改善に繋がるとしている。

また、現在の距離に応じた2段階設定も見直し、新たに超長距離帯を設定する。飛行距離が5,500マイル以上の路線では、エコノミークラスで91ポンドの航空旅客税を設定する。ロンドンと日本の間の利用は、超長距離帯が適用されることになる。

現在、ロンドンから日本へのフライトを利用する場合、エコノミークラスで82ポンド、ビジネスクラス以上では180ポンドの航空旅客税を徴収している。

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