村田諒太 VS ゴロフキンの統一戦にRIZIN協力か すでに会場確保で榊原CEO「調整中」

村田諒太(東スポWeb)

格闘技イベント「RIZIN.32」(11月20日、沖縄アリーナ)の会見が29日、都内で行われ、対戦カードが発表された。会見後には榊原信行CEO(57)が取材に応じ、米スポーツ専門局「ESPN」によるWBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(35=帝拳)とIBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)の対戦報道について言及した。

同メディアによると、注目の統一戦は12月29日にさいたまスーパーアリーナで開催され、来週にも正式発表される見込みだという。しかし、会場は大みそかに大会を開催予定のRIZINが同29日から31日まで確保。榊原CEOは「村田の試合が決まるのであれば、制作協力とかを(考えている)」と語った。

ただ、現状は「一方的に報道されている」とあくまで静観の姿勢。それでも「僕らが29日を何に使う…RIZINが主催をしていくものの中で何にするか。過去にもLDHと一緒にやったり、ベラトールの大会を開いた。我々がいろんな形で、さいたまスーパーアリーナさんの了解を得て主催、協力、後援、制作業務を請け負ったりという形でご一緒するということの中で29、30日をどうしようかなというところも今調整を進めています」と、これまでの実績を踏まえて今後はさまざまなプランが浮上しそうだ。

「ESPNがすっぱ抜いた状態だと思いますけど、そういうこと(統一戦)が交渉では行われているということで認識はしています」との見解を示した榊原CEO。対戦が実現すれば、RIZIN側の動きにも注目が集まる。

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