【DDT】D王出場・MAOが「エセ骨法」矢野卓見に“弟子入り” 樋口和貞は壮絶ぶちかまし特訓 

矢野卓見師範(左)の指導を受けたМAO

DDTのシングル最強を決めるリーグ戦「D王GRAND PRIX 2021 Ⅱ」(11月3日、東京・大田区総合体育館で開幕)が直前に迫る中、出場メンバーたちが本格的な特訓に励んでいる。

28日にはBブロックの樋口和貞(33)が、所属ユニット「イラプション」の兄貴分・坂口征夫の猛ゲキを受ける中、横浜市内で公開特訓した。公園での坂道ダッシュやもも上げ、学生相撲出身でトレーニングパートナーの石田有輝を抱え上げるメニューをこなし、さらに坂口道場に移動してからも石田を相手に何度もぶちかましを繰り返した。

徹底的に下半身をいじめ抜いた樋口は「目の前の1試合1試合を全力でいかないと。先のことばかり見ても、目先のことで足をすくわれることもあると思うんで。まずは、11・3大田区でのHARASHIMA戦に全力を傾けたい」と初戦で勢いをつけるつもりだ。

29日には、同じくBブロックで11月6日の神奈川・横浜ラジアントホール大会の樋口戦が初戦となるMAO(24)が動いた。かねて骨法に興味を抱いていたことからこの日、エセ骨法を自称する矢野卓見師範が指導する「総合格闘術骨法烏合會矢野卓見道場」を訪問。矢野氏からエセ骨法独特の打撃技や立ち関節技、グラウンドでの関節技などみっちり1時間の特訓を受けた。

練習後は「やったことなかった足関節の知識も得られた。鍛錬していかないと1日、2日じゃ身につかないけど、頭に入ったので対策としては有効かな」と手応え十分。大きな自信を胸に決戦に臨むこととなった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社