ひろゆき氏 若者の選挙離れに「頭の悪い高齢者が多い」「握手するだけで投票するなんてアホ」

ひろゆき氏(東スポWeb)

実業家のひろゆき氏が29日、ニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)にリモート出演。若者の〝選挙離れ〟について語った。

番組では、インターネットを使った選挙運動の解禁から8年が経過したが、ネット情報に明るいはずの若者の投票率が下降していると紹介。2019年の参院選では、60代が63・6% 20代が31・0%だった。

これにひろゆき氏は「ネットで情報が増えたから投票に行くだろうというのは、なんかちょっと若者を見下してるような気がするんです」と指摘し「ネットに情報がある・ない関わらず、別にテレビだろうといろんな情報は手に入れていて、で、『別に投票行ったって俺の人生変わんないよね』ってちゃんと判断した結果なんで。ネット上に情報を置いてもその判断は変わらないっていうだけなので、予想された結果じゃないかなと思う」と分析した。

さらに、番組にゲストで招かれた各党の代表が「選挙活動で選ぶのは握手か? SNSか?」の問いに軒並み「握手」と回答した点に着目。「結局ネットの情報って、政策だったりこういう日本にしたいっていう思いだったり情報を流すわけですけど、そんなものより、握手をしたかどうかで自分の投票先を決める、頭の悪い高齢者が多いというのが事実なわけじゃないですか。そしたら、若者に情報いくら入れてもしょうがないじゃないですか。握手するだけで『この人に投票する』なんてアホばっかりなんだから」と吐き捨てた。

その上で「若者が一生懸命投票したとしても、結局高齢者の方が多いので、高齢者向けの政策をやる政治家だけが受かるっていうのは、小選挙区では変わらないと思うんですよね」と嘆いた。

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