遅咲きのピン芸人・TAIGAが「言霊荘」に出演。 「コントみたいな芝居にならないように気を付けました!」

TAIGAが、テレビ朝日系連続ドラマ「言霊荘」(土曜午後11:30)の本日10月30日放送・第4話にゲスト出演する。

本作は、同局とABEMAがタッグを組んで共同制作するホラードラマ。西野七瀬演じる、言葉の力を信じ、人々の幸せを願う底辺ViewTuber・歌川言葉(コトハ)が「レディスコート葉鳥」の7号室へ移り住んだことをきっかけに、マンション内で発した言葉が現実になるという怪奇現象に巻き込まれ、コトハをはじめ、住人たちが言霊に翻弄(ほんろう)されていくことになる。1号室の阿木紗香(三吉彩花)から始まり、2号室の丸山栞(中村ゆりか)、そして3号室の小宮山綾子(堀田真由)が次々に言霊の呪いに襲われ、恐怖のどん底に引きずり込まれる緊迫の展開が続いている。

オードリーやぺこぱから“師匠”と慕われ、メイプル超合金・カズレーザーをはじめ、多くの芸人たちから愛されているピン芸人・TAIGA。後輩たちがスター街道を歩んでいく中、自身はなかなか日の目を見ないまま40代に突入した苦労人だが、ここにきてその“遅咲き”をも武器にブレークが到来中の注目株だ。

そんなTAIGAが今回演じるのは、謎の麻酔科医役。4号室の菊川麻美(森田望智)に襲いかかる衝撃の展開に欠かせないキーパーソンとして、あるシーンに登場する。

芸人になる前には、役者事務所にも所属していたことがあるTAIGAは、「正直、麻酔科医の存在を知りませんでした! オペする人が麻酔もするものだと思っていたので」と告白しつつも、「芸人のコントみたいな芝居にならないように気を付けました!」と、持ち前の真面目さを発揮し真摯(しんし)に取り組んだことを報告。

また、「現場では演技について監督が丁寧に教えてくださったり、スタッフさんもみんな明るく優しかったので、とてもやりやすかったです」と無事撮影を終えたことを明かし、森田との共演には「森田望智さんは長いセリフがしっかり頭に入っていて、途中セリフが台本と変わってもすぐに対応していてさすがでしたね。僕は1行セリフが変わっただけで少しテンパりました!」と語った。

さらに、本作のテーマにちなみ、“言霊”についての持論を聞かれると、「信じています!」とキッパリ。「ネガティブな発言はしないようにしていますし、何に対してもネガティブに考えないようにしてます。だから余計に、『R-1グランプリ2014』のことは反省しています。決勝に行くことがゴールになっていた発言をしていたので。しかも、優勝するようなキャラでもないから爪痕を残そうと思っていましたが、結局、爪痕も何も残せませんでした」と振り返った。

そして、最後に「ホラー好きの人も、そうでない人にも楽しんでもらえるドラマだと思いますので、ぜひ見てください! あと僕がどこに出てくるか見つけてくださいね!」と呼びかけている。

コトハは、栞が入院する病室を訪れると、栞が再び意識不明に陥っていることに驚く。そこに現れた麻美は、自身が栞の主治医だといい、栞はずっと脳死に近い状態だったと言い張り、臓器提供を進めようとしていた。納得のいかないコトハは、中目零至(レイシ/永山絢斗)と共に、麻美の目を盗んで栞をアパートに運び出す。

栞をかくまって身を潜めていたコトハは、アパートに戻って来た麻美が「どんなことをしてでも鈴木さんを助ける」とつぶやいていたことを知る。麻美は恋人の鈴木大輔(竹財輝之助)を救うために、ある恐ろしい計画をたくらんでいた――。

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