サッカーJ3カターレ富山は30日午後1時から県総合運動公園陸上競技場で8位のYS横浜を迎え撃つ。3位の富山は前節に黒星を喫し連勝が3で止まった。今節の相手は7戦負けなしと波に乗るだけに苦戦も予想されるが、ホームで確実に勝利し、再び勢いに乗りたい。
富山は前節の今治戦で、後半の立ち上がりに失点を重ね2-4と敗戦。石崎信弘監督は「守備時にチームの約束が守られておらず、気持ちの切り替えもできていなかった」と振り返る。
通算成績は12勝5分け5敗の勝ち点41で、2位の宮崎との勝ち点差は2。前節は宮崎も黒星だったため、差は広がらなかった。今季は残り6試合となり、昇格争いは混戦が続いている。
下位のチームも追い上げており、中でもYS横浜は後半戦に入って7戦負けなしと好調。カウンターを得意とするだけに、先制点を奪って試合を富山ペースに持ち込めるかが鍵になる。
チームは29日、富山市草島の北陸電力総合運動公園でYS横浜戦に向け最終調整した。DF戸根は「球際で戦うなどやってきたことをしっかりと出し、勝利したい」と力を込めた。