日ハム新庄新監督、指揮官でもサプライズある? 甦る現役時代の仰天パフォの数々

日本ハムの新監督に就任する新庄剛志氏【写真:荒川祐史】

カエルの被り物に始まり、大仕掛けのイリュージョンも披露した

日本ハムは29日、新監督に新庄剛志氏の就任を発表した。2004年から3年間、選手として日本ハムに在籍し、2006年のリーグ優勝&日本一に大きく貢献した新庄氏はプレーのみならず、様々なパフォーマンスを披露してファンを喜ばせた。数々の“新庄劇場”を振り返る。

最初のパフォーマンスは2004年6月23日のダイエー戦で、カエルの被りものを着けて試合前ノックに臨んだ。7月25日のオリックス戦ではスパイダーマンのマスクを着用してノックに登場。ストライキ明けの試合となった9月20日のダイエー戦では新庄氏を含む5選手が「秘密戦隊ゴレンジャー」のマスクを着けた。

翌2005年5月31日の巨人戦では特殊メークの第一人者であるスクリーミング・マッド・ジョージ氏製作のマスクを着用。9月19日の西武戦では5選手が新庄氏そっくりの被り物をつけ、背番号1のユニホームでノックを受けた。

現役最終年の2006年はさらに派手なパフォーマンスを披露した。「ファイターズ超満員大作戦」と銘打った、楽天との開幕戦では大型バイクのハーレー・ダビッドソンにまたがり守備位置へ。他の先発選手もバイクのサイドカーに乗って登場した。6月6日の阪神戦では札幌ドームの天井、地上約50メートルの高さからミラーボールとともにゴンドラに立ちながら降下。リハーサルなしの一発勝負だったという。9月15日のロッテ戦では大仕掛けのイリュージョンを披露。箱の中に“監禁状態”にされたところに大型バイクが突っ込むが、新庄がバイクに乗っているという脱出&瞬間移動をこなした。

他にも2006年4月30日のソフトバンク戦に襟付きアンダーシャツを着て出場したが物議を醸し、以降は着用禁止に。同年5月18日の古巣・阪神との交流試合では阪神時代のユニホームを着てノックを受け、セ・リーグから注意を受けている。数々の度肝を抜くパフォーマンスでファンを沸かせた新庄氏。監督としてどんなファンサービスを行うだろうか。(Full-Count編集部)

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