南果歩がTIFFレッドカーペットに黒ドレスで登場「人の繋がりを東京でつむいで欲しい」

左から尚玄、南果歩、金子拓平(東スポWeb)

「第34回東京国際映画祭」(TIFF)が30日、東京・有楽町を中心に開幕。レッドカーペットに、女優・南果歩(57)が登場した。

これまで東京国際映画祭のメイン会場は六本木エリアだったが、今年から日比谷、有楽町、銀座エリアに移転。

南は東京国際映画祭の上映映画「GENSAN PUNCH 義足のボクサー(仮)」(ブリランテ・メンドーサ監督)に出演した。

黒のドレスに身を包んだ南は「実は監督とは、2018年の東京国際映画祭の審査員をやらせていただいた時に、監督が審査委員長で。審査をさせていただく中で、いろんなお話をさせていただいた。こうやったまた監督の作品に出演させていただくご縁をいただいたのは、映画祭ならではの関係といいますか。人と人との繋がりを東京で、皆さんにもつむいでいっていただけたら」とあいさつした。

今年は大きなテーマの1つとして「越境」を掲げており、コロナ禍によるコミュニケーションの断絶、世界に存在する男女差別、経済格差、国際紛争など様々なボーダーを乗り越え、その先にある映画の姿を観てもらいたいという思いが込められている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社