DDTの遠藤哲哉(30)がシングル最強リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」(11月3日、東京・大田区総合体育館で開幕)直前に緊急インタビューに応じた。同リーグ戦で結果を出すことを期する中で抱く野望は、団体のメジャー化。そのための秘策を大いに語るとともに、一時ほんのちょっとだけ〝噂〟になったあの人気グラドルへの熱い思いもぶつけた。
【遠藤哲哉インタビュー】
――昨年は東京スポーツ新聞社制定「2020年度プロレス大賞」技能賞を受賞。周囲や自身で感じた変化は
遠藤 プロレス界全体でみた上で認めてもらえたというのは、自信につながりました。地元(宮城・白石市)の人からも「おめでとう」とかの声もあったし、地元興行ではコロナ禍の中でも多く見に来てくれてありがたかったです。DDTは僕のことを、もっとありがたがってくれてもいいと思うんですよね(笑い)。
――さらに飛躍を狙う
遠藤 だから今年はD王で結果を残したいです。それと同時に団体自体も、大賞を取ってもおかしくないという立場まで価値を上げていきたい。
――そのために必要なことは
遠藤 やっぱり地上波で放送されることじゃないですか。若者のテレビ離れと言いますが、僕の地元でもまだまだテレビが一番ですし、やっぱりコンテンツとして強い。
――プロレスファン以外を巻き込むことが重要
遠藤 その点で新日本プロレスはうまいと思うんですよね。(親会社の)ブシロードなどは子供向けのコンテンツをやっていますし。またオカダ(カズチカ)さんや内藤(哲也)さんもCMに出演したり。
――まずはCMでの露出ということか
遠藤 たまにWebのCMにも出てるんですが、それでも反響があるんでCMは大きいですよね。
――他にどんなCMに出たいか
遠藤 やっぱり健康器具系とかになっちゃいますかね。腹筋を鍛えるものとか。サッカーのクリスチアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)もやってましたし。こうなったらC・ロナウドとの共演を目指します。
――それは盛り上がる
遠藤 並んだら知名度もめっちゃ上がりますよ(笑い)。でも、本当はいきなり一気にメジャー化はなかなか難しい。1試合1試合の積み重ねですよね。秋山準さんがDDTに来て、試合もそれまで以上にピリッとした雰囲気になった。一瞬でも隙を見せたらやられるという空気をまとっている人なんで。みんなそれを見て試合で実践してますし、それを継続していくことが大事だと思っています。
――自身も所属ユニットが解散。今後の目標は
遠藤「群れない、こびない、結婚しない」の掟から解放されたんで、結婚。今年中にです。
――もう残り少ないが…
遠藤 そうですよ! (ABEMAの番組で共演経験のあるグラドルの)森咲智美さんの話はどうなったんですか。東スポさんがたきつけたのに、全然紹介してくれないじゃないですか! もう今年も2か月くらいしかないんで急いでくださいね!