川崎・ダブル選挙で二重投票 90代男性が1週間あけて2回投票所へ

 川崎市選挙管理委員会は30日、同市宮前区の期日前投票所で、90代男性に投票用紙を2回配布し、二重投票となるミスがあったと発表した。川崎市長選と衆院選(小選挙区・比例代表)、最高裁判所裁判官国民審査で二重に投票された。

 市選管によると、男性は2回にわたり同投票所を訪問。1回目は23日午後2時ごろ、同投票所に備え付けられた請求書兼宣誓書を記載して投票。2回目は30日午後2時30分ごろ、投票所入場整理券を持参して投票した。同日の受付時に、受付係がパソコン画面に表示された男性の投票状況を見落とし、交付係が投票用紙を渡してしまったという。

© 株式会社神奈川新聞社