【WS】ブレーブス逆転勝利 26年ぶりのWS制覇に王手

【アストロズ2-3ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

ワールドシリーズ第3戦を制して2勝1敗と一歩リードしたブレーブスは、1点ビハインドの7回裏に8番ダンズビー・スワンソンと代打ホルヘ・ソレアーに二者連続アーチが飛び出し、逆転に成功。1点のリードをリリーフ陣が守り抜き、3対2で第4戦を制して1995年以来26年ぶりとなる世界一に王手をかけた。アストロズは先発のザック・グレインキーが4イニングを4安打無失点に抑える好投を見せたが、5番手クリスチャン・ハビアーが痛恨の2被弾。後のない状況に追い込まれた。

ブレーブスはオープナーに新人左腕ディラン・リーを起用したが、これが裏目となり、リーは1回表に一死満塁のピンチを招いて降板。しかし、2番手カイル・ライトはカルロス・コレアのサードゴロの間に先制を許したものの、このピンチを1失点で切り抜けた。ライトは4回表にホゼ・アルトゥーベにソロ本塁打を被弾し、リードを2点に広げられたが、4回2/3を投げて5安打1失点の力投。ライトの力投に応えたいブレーブス打線は、6回裏二死1・2塁からオースティン・ライリーのタイムリーでようやく1点を返した。

そして7回裏、アストロズは1点リードを死守すべくハビアーを投入したが、ブレーブスは一死走者なしからスワンソンが失投を逃さず、ライトへの同点ソロ本塁打。さらに次打者ソレアーにもレフトへの痛烈なソロ本塁打が飛び出し、1点のリードを奪った。8回表をセットアッパーのルーク・ジャクソン、9回表をクローザーのウィル・スミスが抑え、ブレーブスが3対2で逃げ切り。明日の第5戦に勝利すれば、地元アトランタでワールドシリーズ制覇が決定する。

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