三菱 アウトランダーPHEVの価格やスペックが明らかとなった。じつに8年ぶりのフルモデルチェンジとなるが、次に期待したいのが、2010年登場のコンパクトSUV「RVR」のフルモデルチェンジである。新型アウトランダーPHEVの完成度が高いだけに新型RVRの登場を待ち侘びているユーザーも多いはずだ。そこで今回は2023年ごろに登場予定の新型RVRについてご紹介しよう。
2010年登場の現行RVR! フルモデルチェンジは2023年を予定
三菱 現行RVRがデビューしたのは2010年のこと。1991年に登場の初代モデル、そして1997年の2代目モデルまでは後席にスライドドアを採用した個性的なクロスオーバーSUVであった。ところが現行RVRはコンパクトSUVに姿を変え、現在グローバルで見れば三菱の看板車種でもあるのだ。
日本市場ではコンパクトSUV市場にはヤリスクロスやヴェゼルといった人気車種がラインアップされており、設計の古いRVRはかなり厳しい戦いを強いられている状況である。それだけにフルモデルチェンジが期待されているのだった。
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新型RVRはプラグインハイブリッドモデルも設定へ
編集部の予想では新型RVRは2023年ごろの登場と考えている。そして最大の目玉はプラグインハイブリッドモデルの追加と先進安全装備の強化である。
新型アウトランダーPHEVは2022年にも登場予定の日産 新型エクストレイルとプラットフォームを共有する兄弟車となっている。そのため新型RVRは海外で販売中のキャシュカイとプラットフォームを共有する見込みである。
もちろん新型アウトランダーPHEVと同様に三菱のデザインアイコン「ダイナミックシールド」を採用し、ひとめ見て三菱車とわかるエクステリアを採用。そして三菱自慢の4輪制御技術「S-AWC」も引き続き搭載される見込みである。
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新型RVRはプロパイロットの三菱版「マイパイロット」を採用! 運転支援システムを大幅強化
新型アウトランダーPHEVが日産の運転支援システム「プロパイロット」を採用していることから、新型RVRも同様に搭載される。こちらは高速道路やバイパスといった自動車専用道路にて加減速やステアリング操作に至るまで支援してくれる機能である。
現行RVRは衝突被害軽減ブレーキなど必要最低限の装備は備わっているが、プロパイロットのような支援システムは装備されていないために、大幅な進化が期待されているのだ。
新型アウトランダーPHEVはデザインや走行性能など大幅に進化し、大ヒットが期待されているモデルである。その弟分に当たる新型RVRの完成度にも期待がかかるのだ。登場はおそらく2023年ごろとなっているが、続報が入り次第最新情報をお届けしてく予定だ。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】