高校野球の第74回秋季関東大会は31日、茨城・JCOMスタジアム土浦などで1回戦4試合が行われ、来春の選抜大会で2連覇を目指す東海大相模(神奈川1位)は9―4で花咲徳栄(埼玉2位)を破り、ベスト8入りを果たした。
東海は初回に四球を挟み、笹田海風(2年)、武井京太郎(2年)、谷口翔生(2年)の連続タイムリーなどで一挙5点を先制した。
三回には1点差に追い上げられるも、直後に3点を追加するなど主導権を手放さなかった。1年生の百崎蒼生は5打数5安打の大当たりだった。
投げては三回途中から救援した庄司裕太(2年)が無失点と好投した。初陣を飾った原俊介監督(44)は「先制できたのが非常に大きかった。関東大会はどこも好投手。相模らしく戦いたい」と語った。
東海は11月2日にノーブルホームスタジアム水戸で行われる準々決勝で、木更津総合(千葉1位)と対戦する。