【三菱電機レディス】渋野日向子の目標は「面白いゴルフ」 ファン魅了の大逆転勝ちに手応え

渋野日向子(東スポWeb)

女子ゴルフの国内ツアー「樋口久子 三菱電機レディス」最終日(31日、埼玉・武蔵丘GC=パー72)渋野日向子(22=サントリー)が68で回り、通算9アンダーで並んだぺ・ソンウ(韓国)とのプレーオフを制して今季2勝目を飾った。

最終18番で2打差を追いつき、プレーオフ1ホール目でイーグルを奪っての大逆転勝利。「今年、アメリカツアーで何試合かやって〝面白いゴルファー〟になりたいと思っていた。見ている側からするとハラハラ、ドキドキするようなゴルフだったと思うので。そうやって面白い勝ち方ができて、すごく良かった」と自画自賛した。

渋野が「面白いゴルフ」を目指すようになったのは、今年6月の「全米女子プロ選手権」(アトランタ)だったという。

「その試合で2日目にバーディー、イーグルで予選を通過したんですけど、日本人の方が『見ていて面白いゴルフをしてくれて、ありがとう』と言ってくださって。そこから〝面白い〟という言葉に敏感になったというか。見にきてくださっている方には、本当に楽しんでもらいたい。だから、見ていて面白いゴルファーになりたいなと思った。それがきっかけです」と説明した。

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