【衆院選】安倍前首相が〝山本太郎の刺客〟プロレスラー・竹村氏を返り討ち

〝安倍王国〟に挑んだ武村氏(東スポWeb)

衆院選が31日投開票され、山口4区で安倍晋三元首相(67)は、れいわ新選組の山本太郎代表(46)が刺客で送ったれいわ新選組の竹村克司氏(49)を下した。

竹村氏は介護士で、現役のプロレスラー。12年前に下関に移住したが、「首相を輩出している街なのになんでシャッター街、空き家が増えるのか。衰退する一方で地方創生は口だけ。政治で世の中を変えたい」と〝安倍王国〟で挑戦を表明。山本氏は「ド素人がこの国の最高権力者に戦いを挑んだ」と後押ししていた。

安倍氏はこれまでの選挙で圧勝続きで、地元は昭恵夫人に任せきりだったが、竹村氏の登場で、〝完勝〟を期してか、公示日と最終日は12年ぶりとなる地元で活動したほどだった。

竹村氏は比例中国ブロックにも重複しており、敗者復活にかける。

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