爆笑太田 れいわ・山本太郎氏に「メロリンQ」投下も…議論かみ合わず

爆笑問題・太田(東スポWeb)

お笑い芸人の太田光(56)がスペシャルMCを務める選挙特番「選挙の日2021 太田光と問う! 私たちのミライ【爆笑問題太田×与野党有名政治家】」で、れいわ・山本太郎代表(46)に食って掛かった。

太田は山本代表にあいさつするなり「メロリンQ」と山本代表の過去のフレーズを言うも、山本代表も「僕の最高傑作ですね」と軽くいなす。

太田は山本代表の「自国通貨を発行する国はデフォルトしない」という主張について、議論を仕掛ける。太田は「オレは経済は疎いんだけと」と前置きしながら、土地バブル崩壊や原発安全神話崩壊を例に出し「今回のデフォルトの話も神話めいた話だと思うんだけど」と山本代表の主張の根拠を問いただした。

「昔は金本位制だったか、いまはその国の供給量…」と説明し始めるも、太田は「まどろこっしいな」と議論がかみ合わず、時間オーバー。太田は「アイツ態度悪いね」とひとボヤき。太田が山本にあえて噛みついた真意は「山本君っていうのはもうちょっと地道に頑張ろうというイメージがあったんだけど、高市さんとかと言ってることが似てきている。その理由が知りたかった」とのこと。太田は〝最近の山本代表は理論的すぎるのではないか?〟との疑問があったという。

番組に出演したコメンテーターの金子恵実氏(43)は「山本さんというのは草の根、市民運動というイメージがあると思うんですけど、さらに言うと弱者救済が際立っていた、れいわだと思うんですけど、今回、各政党も弱者救済を打ち出したために、れいわの存在感が薄まってしまったのではないか?」と分析。

太田は「それがああいう風な(理論的な)発言につながっているということ?」と聞くと、金子氏は「山本代表のおっしゃる理論もわかります。ただ、それが元々のスタートとは違うんではないか?と映るのもわかりますね」とうまくフォローした。

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