女子ゴルフの国内ツアー「樋口久子 三菱電機レディス」最終日(31日、埼玉・武蔵丘GC=パー72)渋野日向子(22=サントリー)が68で回り、通算9アンダーで並んだぺ・ソンウ(韓国)とのプレーオフを制して今季2勝目を飾った。
試合後には、ファンの間でも話題となっていたウエアにまつわる〝謎〟が明かされた。渋野は試合ごとに「アディダス」と「ビームスゴルフ」の2つのブランドのウエアを使い分けており、どちらを着用するか、その基準はベールに包まれていた。今大会は「アディダス」で、この日の最終日は紺色のウエアを身につけていた。
渋野は使い分けの理由について「めっちゃ、テキトーです。来週(『TOTOジャパンクラシック』)はビームスですし(再来週の)『伊藤園(レディス)』はアディダスを着る予定です。スーツケースを2個持って行かなくていいように。こっちの事務所(東京)のほうにアディダスのウエアを置いているので、関東に来た時はアディダスのウエアを着てやっている。家(岡山の実家)にビームスの服を置いているので、家から行ける来週はビームス…という基準です」と種明かしをした。
今大会(埼玉)と再来週の「伊藤園レディス」(千葉)は事務所がある関東での試合のため「アディダス」を着用し、来週の「TOTOジャパンクラシック」(滋賀)は実家の岡山から通うため「ビームス」を着る…というわけだ。
ちなみに「アディダス」のウエアでは今回が〝初勝利〟。次回の「伊藤園」では、いいイメージで袖を通すことになりそうだ。