ダブルで表彰台だ。新体操の世界選手権最終日(31日、北九州市・西日本総合展示場)、団体種目別の決勝が行われ、日本はボールで44・500点をマークして銅メダル。フープ・クラブでも40・900点で銅メダルに輝いた。
東京五輪後に横田葵子氏と熨斗谷さくら氏が引退。今大会は、稲木李菜子(みどり新体操クラブ)、今岡里奈(ふじしま新体操クラブ)の18歳コンビをメンバーに加えた新体制で臨んだ。
29日の団体総合では4位に終わったものの、この日のボールでは、「くるりんぱ」と「ランドセル」を決めると、最後の「ミルフィーユ」できれいに締めくくった。続く、フープ・クラブでも四季を意識した演技で桜を咲かせた。
これで日本は世界選手権5大会連続のメダル獲得。東京五輪団体総合8位の悔しさを見事に晴らした。