荒磯親方が考える「横綱の品格」とは？

この番組をラジコで聴く

東海ラジオ『荒磯親方 横綱人生道』(月19:00～19:15)は、第72代横綱・元稀勢の里の荒磯親方が、相撲道で培った人生を語るほか、幅広く相撲の魅力を伝える番組。10月25日の放送では「横綱の品格」がテーマとなった。

荒磯親方は、15歳で各界入りし、先代鳴門親方(元横綱・隆の里)から、土俵以外での振る舞いも含め、厳しい指導を受けた。そして、その教えを守り続けて、横綱にまでなった。番組では、横綱・白鵬の引退を機に改めて取り沙汰された「横綱の品格」について言及した。

確かに感情が表に出やすい力士だが、普段、しゃべってみると結構落ち着いている。ああいう土俵の振る舞いを感じさせるようなところはない。土俵に賭ける思いが、自分のこととなると、ああいう形で表に出てしまうのではないか。それは、横綱として、あまり褒められたことではないと思う。ぐっと押し殺してというのが自分は横綱だと思っている」と話した。

確かに感情が表に出やすい力士だが、普段、しゃべってみると結構落ち着いている。ああいう土俵の振る舞いを感じさせるようなところはない。土俵に賭ける思いが、自分のこととなると、ああいう形で表に出てしまうのではないか。それは、横綱として、あまり褒められたことではないと思う。ぐっと押し殺してというのが自分は横綱だと思っている」と話した。

そして、荒磯親方は「横綱の品格はむずかしい。自分では、しっかりと感情を(抑えて)表に出さない。我慢する。相撲も我慢と言われているが、すべて我慢するということが非常に大切だと思う。我慢して我慢して我慢してやり続けると必ず評価される。我慢して、やるということ。自分の中の17年間の相撲人生は我慢、それで横綱になったと思っている」と重ねて我慢を強調した。

※放送情報は変更となる場合があります。