【DDT】皇治 衝撃のプロレスデビュー 今回も頭突きが誤爆「またバッティングで決めてもうた…」

皇治(左)はヨシヒコ(中)に容赦ない攻撃(東スポWeb)

〝キック界のドン・ファン〟こと皇治(32)が31日に配信されたDDTの「路上プロレス in 東京ドーム」に参戦し、まさかの適性を発揮した。

参戦こそ事前に明かされていたものの、その詳細が明かされていなかったため「ウェポン」などとしてのゲスト出場も予想されていた皇治。しかし、ふたを開けてみれば5チーム参加のガントレット形式で行われる試合に、〝バカサバイバー〟青木真也の率いるチームのれっきとした一人の「選手」として出場した。

まさかのプロレスデビューは、竹下幸之介率いる「サウナカミーナ」戦。青木から「ドームと言えばベースボール。ベースボールと言えばバッティング。バッティングと言えば頭突き。頭突きと言えば俺たちの皇治さんだ!」と紹介され登場すると、プロレス初挑戦とは思えぬ動きを見せ、勝俣瞬馬を「ちんちくりん」と名付けてからローキックで吹っ飛ばす。試合終盤にはバックスクリーンから試合に乱入してきたヨシヒコをハイキックで吹っ飛ばすなど大車輪の活躍だった。

しかし、最後は青木から「アニキ! これですよ、これ!」と頭部を指さして〝あの技〟を促されてしまう。これになぜかスンナリ応じた皇治は上野に頭突き…を放ったがかわされ、味方の平田に誤爆した。その破壊力でぶっ倒れた平田が3カウントを奪われて敗北を喫し、皇治は「悔しいな…。またバッティングできめてもうた…」と苦笑い。それでも「せやけど、メチャクチャ楽しかった。これはもう、RIZINからDDTへ移籍や」と満足げだった。この時、青木が「違約金払えよ!」とスレスレなツッコミをぶっこんでいたことは聞こえなかったことにしておく。

ともあれ、意外な適性を見せただけに、今後に期待したいが、果たして――。

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