「県民に安心と希望の光を届けたい」比例九州で当確の公明新人・金城氏

 公明の比例単独候補として九州ブロック名簿に登載され、初当選を果たした金城泰邦さん(52)。当選確実の知らせを受けて「家族や支援者の支えがあって当選できた」と、感謝の涙を静かにぬぐった。【速報】前沖縄県議の金城氏が当確 比例九州の公明新人
 2009年から浦添市議を2期務め、16年の県議選で初当選した。地域の声を議会へ届けてきた経験を生かし、今後は国政の場で有権者から託された思いを伝える。

 障がいのある娘の存在がきっかけで、政治家を目指した。大学卒業後、会社員を経て、衆院議員だった故白保台一さんの秘書を5年務めた。公明党としては、国政選挙で沖縄から候補者を擁立するのは白保さん以来16年ぶり。党県本としても生え抜きの衆院議員誕生に喜びが広がっている。

 金城さんは「国政から県民に安心と希望の光を届けたい」と意気込みを語った。【関連記事】
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