衆院選が３１日投開票され、比例東京ブロックに名簿順位１位で立候補したれいわ新選組の山本太郎代表（４６）は当選。２年前に参院議員のバッジを失って以来、満を持して、国会に議員として舞い戻る。
「永田町の空気を読まないミサイルを、あなたの手で打ち込んでください」と街頭で訴えた山本氏が国会に帰還する。２０１９年の参院選で、れいわは国政政党になったものの代表の山本氏は重度障害者２人の当選を優先したため、次点で落選。この２年は全国で支持拡大に奔走した。
東京８区から野党統一候補での立候補を表明するものの野党間に亀裂が入りかけ、撤退。比例区に回っての一本勝負で、選挙中はドブ板に徹し、夜８時の街頭演説終了後も駅頭でひたすら頭を下げ、支持を訴えた。
国政政党の代表ながらも議員ではなかったために永田町では軽んじられたが、晴れて衆院議員となる。「与党、野党にプレッシャーをかける。国会で暴れさせてください」と〝爆弾男〟が再び国会に嵐を呼びそうだ。
