門田隆将氏 衆院選結果に「“立憲共産党”勝利とは言い難い」「むしろ改憲に近づいた」

門田隆将氏

ジャーナリストの門田隆将氏が1日、ツイッターを更新。自民党が議席を減らした要因を「大阪で日本維新の会が躍進した分」と分析した。

自民党は開票直後、衆院解散前の275議席から約40議席減らすとの速報が出ていたが、開票が進むに連れてわかってきたのは自民党の底力。当初速報の半分ほどに議席減を押さえる見込みで、自公で絶対安定多数を獲得した。

これに門田氏は「開票が進むにつれ自民の減少幅が小さくなった。選挙結果は大阪で維新が躍進し、その分、自民が減ったということ」と分析。立憲民主党と共産党の共闘については「〝立憲共産党〟勝利とは言い難い」とした。

一方で近年は安全保障上の問題もあって、改憲するか否かも注目を集めている。これに対し、門田氏は「自公与党と日本維新の会が改憲勢力とすると〝改憲ライン310〟を突破。むしろ(総選挙前より)改憲に近づいた」と分析。自民党の改憲を阻止したい立民党と共産党は共闘したものの、総選挙の結果、改憲勢力を勢いづかせることになってしまったようだ。

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