【衆院選】自民・森下千里氏は比例区でも落選 誕生日の母に吉報届けられず

比例復活も逃した森下千里氏(東スポWeb)

衆院選は31日に投開票され、宮城5区から自民党公認で出馬した元タレントの森下千里氏(40)は比例区でも落選した。

小選挙区では石巻市出身で8期連続当選中の立憲民主党の安住淳国対委員長(59)に完敗。選挙事務所で涙をこらえながら敗戦の弁を述べた森下氏は、比例区での復活当選について「祈るしかないと思っています」と望みを託していたが、復活当選はかなわなかった。

愛知県名古屋市出身の森下氏は、今年3月に衆院選出馬の意向を表明し、同年4月に母と愛猫と石巻市内に移住。「辻立ちクイーン」を自称し1600回を超える街頭演説を行い、投票を呼びかけた。しかし、地道な選挙活動も及ばず無念の結果となってしまった。

投開票の翌日となった11月1日は、森下氏の母親の誕生日で「喜んでもらえるような結果になりますように」とツイートしていたが、吉報を届けることはできなかった。

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