全日本バスケ男子 長崎ヴェルカ 公式戦13試合目で初黒星

【9回戦、長崎ヴェルカ―秋田】第2クオーター終了間際、ヴェルカのフォワードのギブスがシュートを決めて43点目=唐津市文化体育館

 バスケットボール男子の第97回天皇杯全日本選手権(日本バスケットボール協会主催、共同通信社共催)は10月31日、佐賀県唐津市文化体育館など4会場で3次ラウンドの8、9回戦計10試合が行われ、B3に今季から参戦した長崎ヴェルカはB1秋田に92-102で敗れた。ヴェルカは公式戦13試合目で初黒星。
 ヴェルカは序盤から持ち味の堅守でプレッシャーをかけたが、秋田はドライブからゴール下のインサイド陣へパスを合わせて得点を重ねた。43-54で折り返した後半も徐々に差を広げられ、5分に18点差をつけられた。
 その後はフォワードのギブスを軸に反撃。スチールからの速攻などで攻勢を強め、第4クオーター7分にガード狩俣の3点シュートで87-93まで迫ったが、逆に秋田もミドルシュートやフリースローを確実に決めて逆転を許さなかった。
 1日は各地で9、10回戦計5試合を実施する。

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