東・北日本は、1日（月）夕方からあす2日（火）にかけて、大気の状態が非常に不安定となる所がある見込み。局地的に雷雲が発達するため、天気の急な変化、落雷や突風、降ひょうに注意が必要だ。

夜に雷雨のおそれも

　上空に寒気が流れ込む影響で、東・北日本は2日（火）にかけて大気の状態が非常に不安定となる所がある見込み。急に強い雨が降る可能性があり、特に1日（月）の夕方以降は、東・北日本の沿岸部を中心に雨雲が発達しやすくなりそうだ。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意が必要となる。雷鳴が聞こえたり、風が強く吹き出すなど、発達した積乱雲の近づく兆しのある時は、屋内に移動するなど安全確保に努めたい。なお、東京都心でも、1日（月）は遅い時間に雨の降る可能性がある。

　1日（月）は全国的に気温が高く、晴れる東海や西日本は22℃から25℃くらいまで上がる見込み。北日本でも平年並みか高めの気温で、特に寒いということはなさそうだ。2日（火）日中の気温も目立った変化はなく、全国的に平年並みかやや高いくらいで、東海から西は20℃を超える所が多い見込み。

3日（祝）太平洋側晴天

　3日（水・文化の日）は北日本や北陸で変わりやすい空模様が続くが、関東から西の地域は晴れる見込み。東海や西日本は日中の気温が20℃を超えて、過ごしやすい陽気が続きそうだ。4日（木）から5日（金）は太平洋側を中心に晴れて、北日本の日本海側でも雲が多めながら日差しがある見込み。

　週末は天気の変わり目で、6日（土）午後は西日本で、7日（日）は東日本の太平洋側でも天気が崩れる見込み。南から湿った空気が流れ込む影響で、雨量が多くなるおそれがある。また、全国的に荒れた天気が予想されるため、週末は気象情報に対して注意が必要となりそうだ。

（気象予報士・高橋和也）