楽天が池田駿の現役引退を発表 昨季ウィーラーと交換トレードで加入の元G左腕「感謝しかありません」

現役引退を発表した楽天・池田駿(東スポWeb)

楽天は1日、5年目左腕・池田駿投手(28)が今季をもって現役を引退することになったと発表した。

池田は2016年のドラフトで巨人に4位指名され入団。プロ1年目の17年から開幕一軍入りを果たし、主にリリーフとして33試合に登板するなどインパクトを残した。コロナ禍で開幕が遅れたシーズンスタート直後の20年6月下旬に、ウィーラーとの交換トレードで楽天へ移籍。同年は中継ぎとして21試合に登板したものの、今季は一軍での登板機会がなかった。

プロ5年の通算成績は83試合登板で2勝3敗、5ホールド、58奪三振、防御率3・95。

池田は球団を通じて「5年という短いプロ野球人生でしたけど、2球団でお世話になり、いろいろな方と出会い、貴重な経験をさせていただきました。ジャイアンツの時、初先発の相手が楽天イーグルスだったので、勝手に縁を感じていました。イーグルスはいいピッチャーが多く、皆さん優しく接してくださり、本当に感謝しかありません。一軍ではなかなか投げられず、有名ではない自分のことを各地まで応援しに来てくださったファンの皆さんにこの場を借りて御礼を言いたいです。5年間、本当にありがとうございました」とコメントした。

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