福田麻貴&加納&サーヤ主演映画がついに完成!「カメ止め」上田慎一郎が手掛ける恋愛サイコホラーのビジュアルが公開

テレビ朝日で放送中のバラエティー番組「トゲアリトゲナシトゲトゲ」(月曜深夜2:16、関東ローカル)発の短編映画「ウワキな現場」が、TELASAで11月8日午後8:00から独占配信されることが決定した。

今年6月、番組内での発言を受け、ショートムービー製作が決定。3時のヒロイン・福田麻貴、Aマッソ・加納、ラランド・サーヤからのラブコールを受け、映画「カメラを止めるな!」(2017年)で一世を風靡(ふうび)した上田慎一郎監督がメガホンを取ることが発表されていた。

福田、加納、サーヤが演じるのはトリオの女芸人。浅香航大が共演し、恋愛の相手を務める。ミキ(福田)とユウタ(浅香航大)が路上でキスしているのを目撃したサヤカ(サーヤ)は、トリオでの漫才稽古中に、水面下でミキに攻撃を開始 。これが発端となり、物語が二転三転する恋愛サイコホラーとなっている。

「今回はお笑い芸人というスキルを生かした役者が嫉妬するような映画を作ろうと思った」という上田監督も、撮影を経て「想像以上の作品ができた」と自信をにじませた。そんな上田監督の脚本を、福田は「台本を読んだら衝撃の連続で、『上田監督、天才やな!』と思いました」と絶賛。サーヤも「すいません、ちょっと上田監督をナメてました(笑)。福田さんのキスシーンがただ目立つだけの面白い映画になるのかと思ったら、全然違った! 今回もまさに上田監督の真骨頂。台本を読んで『ストーリー全部おもろいんかい! 賞、とれそう』って、もうすごすぎてびっくりしました」とその魅力を語った。

本作が映画初出演となる3人。偶然にもピュアな園児たちの行列が通りすがる中、浅香を相手に当初から熱望していたキスシーンに挑んだ福田は「3時のヒロイン・福田麻貴を捨てて、ミキとしてキスをしたんで、緊張とかなかったです。めっちゃ女やった! 女の部分が開花してるなって感じでしたね」とコメント。また、コント以外で演技するのは初めてという加納は、「麻貴ちゃんとサーヤは演技経験もあるから、今回もさすがの演技! 2人がやり合うシーンを見て『すごいな! 私に2人の役はできないなぁ』と思いました。そんな私の女優魂がさく裂したシーンは、後半の豹変シーン。一瞬キリッとした顔をしてます(笑)」とアピール。子役として演技経験があり、サイコホラーな女性を迫真の演技で体現したサーヤは、「相方(=ニシダ)のせいでアンガーマネジメントだけめちゃくちゃうまくなってる私にとって、感情の起伏が普段の10~20倍ある役。人の不幸をあざ笑う演技は力が入りましたね」と、渾身(こんしん)の芝居を振り返った。

オファーを受けた際は、どんな化学反応が起こるのかとても楽しみだったという浅香も「福田さん、加納さん、サーヤさんとの撮影では、芸人さん特有の会話のテンポや間などが新鮮で、刺激になりました。また、撮影は朝から夜遅くまでハードではありましたが、お三方が終始めちゃくちゃエネルギッシュでサービス精神旺盛な振る舞いをされていたのが印象的でした。さすが芸人さん! 笑いの絶えない現場で楽しかったです」と3人との共演の印象を語る。

本日11月1日放送の「トゲアリトゲナシトゲトゲ」で、映画の全貌が明らかに。番組に上田監督が登場し、福田、加納。サーヤと一緒に「ウワキな現場」を見てもらうためのPR動画を完成させるべく奮闘する。さらに、番組内で本作の予告編も初解禁される。

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