イングランド・プレミアリーグのニューカッスルを買収して話題のサウジアラビアの皇太子が、今度はポルトガルの名門にロックオンだ。
サウジアラビアのモハメド・ビンサルマン皇太子率いる同国の政府系ファンド「PIF」はニューカッスルを買収し、さらにはイタリア1部の強豪インテルにも触手を伸ばして注目を集めている。
そうした中、スペインメディア「ミオトラリーガ」は「オイルマネーの雨。最初はニューカッスル、次にインテル、そして今、さらなる歴史的な買収が浮上している」と報道。最新のターゲットとして「現在売りに出されているポルトだ。ポルトガルチームは財政問題で苦しんでおり、その危機によってオーナーはクラブの一部を外国人投資家に売却することを決めた。オイルマネーがこのチームを救う唯一のものであることは明らかだ」と指摘し、ポルトの売却先として最有力候補に浮上していると伝えた。
水面下で交渉が進められており「クラブの新しい所有者となる」と同メディアは指摘。無尽蔵の資金力を誇るサウジアラビアの皇太子による爆買いが欧州サッカー界を席巻しそうだ。