新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている飲食店を支援しようと、神奈川県松田町と同町商工青年会は町内の飲食店でテイクアウト商品を購入するとクーポン券がもらえるキャンペーン「松田おうちdeごはん」を展開している。11月30日まで。
クーポン券はテークアウト需要を掘り起こす狙いで500円分を2400枚発行し、町内の飲食店15店舗が参加。喫茶店ではハンバーグ弁当、ラーメン店ではチャーシュー丼やチャーハンの弁当など、各店自慢のテイクアウト商品を千円分購入するごとにクーポン券1枚をもらえる。
クーポン券は飲食店だけでなく酒店や精肉店、電器店など計26店舗で利用できる。クーポン券に付いた応募券を店舗の応募箱に投函（とうかん）するとテーマパークのチケットなども抽選で当たる。
コロナ禍で町内の飲食店や商店も軒並み売り上げが低迷し、町と同会は7月にプレミアム付き商品・飲食券計約6500万円分を発行し完売。同会の井上和保会長は「今も店に入ることに抵抗のある客もテイクアウトなら安心できる。今後も継続して商店街の売り上げを盛り上げていきたい」と意気込んでいる。
