中日・京田がロッテ・鳥谷引退にしみじみ「どんなことがあっても試合に出続けられた方」

中日・京田(東スポWeb)

中日・京田陽太内野手(27)が1日、今季限りでの現役引退を決めたロッテ・鳥谷敬内野手(40)への思いを明かした。

この日、ナゴヤ球場での自主練習後、少年時代から憧れの存在だった鳥谷について「プレーで目標にしていた。どんなことがあっても試合に出続けられた方。すごい成績も残されているし、甲子園という土のグラウンドであれだけの守備をされて、僕にとっては思い入れの深い選手でした」と、しみじみと語った。

今季は打撃不振もあり、5年目にして初めて屈辱の二軍落ちも経験。プロ野球歴代2位の1939試合連続出場の大記録を持つ鳥谷を尊敬している京田だけに「今年は初めてファームに落ちたり、残念なことがあった。最後もチーム事情でいろいろなことがあった」と振り返りつつも「(来年からは)フルイニング出場もそうだが、全試合出場が一番の目標」と発奮している。

立浪新監督からはレギュラーの確約はされていないが「毎年競争だと思っている。誰がどう見ても大島さんとビシエドと、あと(高橋)周平さんはレギュラーだと思うけど、まだ僕はそこの位置に行っていないのは数字を見ても、その通りだと思う」。とはいえ、京田は正遊撃手として来季から尊敬する鳥谷のような連続試合出場を重ねる覚悟だ。

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