新日本プロレス6日大阪大会で行われる「KOPW争奪戦」(保持者・矢野通VS挑戦者・グレート―O―カーン)のルールが「アマチュアレスリングマッチ」で決定的となり、両雄が1日の熊谷大会で火花を散らした。
KOPWは対戦者同士がルールを提案し、ファン投票によって試合形式が決まる。これに向け、矢野は互いがバックボーンに持つアマチュアレスリングルールで試合を行う「アマチュアレスリングマッチ」を、オーカーンは通常のプロレスルールで試合を行い試合後に敗者が勝者の靴を舐める「KISS MY FEET MATCH」をそれぞれ提案。26日12時から11月1日12時まで、団体の公式ツイッターでファン投票が実施されていた。
この日までに団体から正式発表はなかったが、矢野案が8割以上の得票を得ていたことから「アマチュアレスリングマッチ」に当確ランプがともっている。この日の熊谷大会でタッグマッチで対戦した矢野とオーカーンも、同ルールを前提として激しい攻防を展開した。
試合後の矢野は「とうとう決まったな。お前に逃げ場はねえぞ。誰だか知らねえが、自信があるとか言ってんな。お前のそんなちっぽけな自信なんかな、取るに足らねえんだ、コノヤロー!」と挑発。
対するオーカーンも「別に矢野を倒して靴を舐めさせればよい。ゆえにアマチュアレスリングマッチで是非もない。せっかく埼玉とかいう何も特徴がないところまできてやったんだ。レスリングの名門・花咲徳栄高校レスリング部の道場破りでもして帰るか」と、レスリング全日本王者の岡倫之などを輩出した名門高校に興味を示していた。